治療前
治療後
個人の症例です
治療結果/期間/費用には個人差あります
『過蓋咬合(かがいこうごう)』は
下前歯が上前歯の裏側に深く咬み込んでいる状態の歯並びを指します
ディープバイトとも呼ばれます
治療前後写真について
調布市の40代女性
主訴:顎関節症で口が開きにくい
使用装置:インビザライン
治療期間:約3.5年(顎関節症の治療も含む)
治療費用:93.5万円(税込)
治療結果:過蓋咬合と顎関節症が改善されました
まず顎関節症の診断を行ったところ
過蓋咬合が大きな原因の一つと疑われました
そのため、保険治療にて
スプリントと呼ばれる顎関節症の治療装置を作製
簡易的に『咬合挙上(バイトアップ)』状態にしました
(深く咬み込みすぎない状態を維持)
約2カ月程度装置を使っていただいたところ
症状が緩和し、口が大きく開くようになったため
矯正治療で過蓋咬合の改善を目指すこととなりました
過蓋咬合の治療は
通常非抜歯矯正で行います
治療のポイントとなるのは
①奥歯の挺出(ていしゅつ)
②前歯の圧下(あっか)
で、治療の難易度としては
『開咬』と並び
高難易度の歯並びとされています
過蓋咬合の方はあごの咬む力が強い方がほとんどで
②奥歯を挺出させ、しっかりしたかみ合わせを確保することが治療の大きなポイントです
その状態で前歯を押し込んで圧下させます
圧下がうまくいかないときは
『アンカー』というものを使用することもありますが
この患者さまには不要でした
矯正終了後でも顎関節症の再発は見られません
とても怖い感じがすると思いますが、設置も撤去も軽い麻酔でできてしまいます。処置時間も10分程度です。痛みが出ることもほとんどないです。設置前にはCTレントゲンで内部まで確認するため安全です。
治療名:マウスピース型装置を使用した矯正治療
リスク・副作用:歯磨き等のセルフケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる場合があります。矯正治療が完了した後は後戻りを防ぐために保定装置を正しく使用しないと再度矯正治療が必要になる可能性があります。歯と顎のバランスによってはご自身の歯を削る場合があります(削る量は個人差があります)。まれに歯の根が短くなる場合があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。
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