矯正歯科コラムでは度々触れてきましたが
矯正治療の目的は単に
『見た目をよくすること』
だけではありません
矯正で歯は並んだけれど
虫歯で歯がボロボロ・歯周病で歯がグラグラ
では困りますね
『私は虫歯が少ないから関係ない』『歯周病は高齢者の病気だ』
と感じる方も少なくないかもしれません
そのように思っておられる患者さまと触れ合うことがよくありますが
隠れている虫歯があったり(患者さまは気づいていない)
歯周病の兆候がでていたり(患者さまは気づいていない)
こういったことは実は日常茶飯事です
ちなみにアラインテクノロジー社(日本のインビザライン社の前身)が
2017年に60歳以上の男女400名に取ったアンケートでの
『失って後悔しているもの』ランキングで
1位が歯となっています(2位毛髪、3位体形だそうです)
今回のコラムでは前処置の重要性を説明いたします
上記のように
『痛くないから虫歯じゃない』
と思っていらっしゃる患者さまは結構多くおられます
実は
虫歯の痛み(しみる、ズキズキする、噛むと痛いetc)
を発生させる虫歯は
神経に影響が及ぶレベルの大きな虫歯であることが多いです
そこまで大きくない虫歯ではほとんどの場合無症状です
時には神経に及ぶ大きな虫歯であっても無症状のことすらあります
矯正治療前にしっかりと治療しておかないと
後々にお困りになるのは患者さまです
特に矯正専門医にて矯正治療を行う際には
事前に一般歯科医にて虫歯がないかチェックしてもらうことをお勧めします
歯周病も虫歯と似たようなことが言えます
CM等でトマトのような真っ赤な歯茎の上に立つ歯がグラグラして抜けてしまう
こういったものをご覧になったことがあると思います
確かに歯周病はこういったものではありますが
あくまでも重度歯周病をイメージさせるものといえます
当然重度に至る前に初期、軽度、中等度といったステージがあります
では歯周病の初期とはいつから始まるのか?
多くの方で歯周病菌がお口に定着する、20歳前後からスタートします
『多くの方』とは7割とも8割とも、時には9割ともいわれます
ギネスブックには2001年に
『人類史上最大の感染症』と記載されました
つまり、少なくとも成人の大半は大なり小なり歯周病にかかっているということです
(※お子様の歯肉炎、ごく一部の方の若年性歯周炎などはここでは省きます)
そして虫歯と同じく歯周病も無自覚に進行するのがごく普通のことであります
歯周病の管理をしないまま
矯正治療で歯に力をかけていくと・・・
場合によっては歯周病の進行が速くなってしまいます
それを防ぐためには
ブラッシングを頑張って行うこと・クリーニングを行うこと
が重要です
クリーニングは矯正専門医でも行っていることが多いとは思いますが
可能であれば歯周病の治療や管理に力を入れている医院を事前に受診することをお勧めします
矯正治療の前処置とは離れますが
矯正治療中もブラッシングによるプラークコントロールはとても重要です
ワイヤー矯正とマウスピース矯正ではブラッシングの難易度が大きく変わります
マウスピース型では装置を外してブラッシングが可能です
下の写真で比較してみてください
ワイヤー矯正
インビザライン(マウスピース型)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
| 午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
午前:10:00~13:00
午後:14:00~18:00
△:土曜日は17:00まで
休診日:水曜日・日曜日・祝日
※祝日がある週は水曜平日診療